« 【社労士】労働一般常識 > 公務員制度/キャリア管理職、民間4社に初出向…財務省(20100708) | トップページ | 【社労士】労働者災害補償保険法 > 労働事故/心の電話相談、過去最多の2万5千件超 09年度(20100708) »

2010.07.09

【社労士】労働者災害補償保険法 > 労災認定/小児科医自殺 最高裁で和解 「過重負担させぬ」明記(20100709)

労災認定訴訟:小児科医自殺 最高裁で和解 「過重負担させぬ」明記 2010/ 7/ 9 毎日jp

 ◇東京・中野の病院と遺族
 うつ病で自殺した小児科医の遺族が「病院が健康への配慮を怠った」として、勤務先の佼成病院(東京都中野区)を経営する立正佼成会に約1億円の損害賠償を求めた訴訟は8日、最高裁第2小法廷(古田佑紀裁判長)で和解が成立した。原告側によると和解条項には「医師不足や医師の過重負担を生じさせないことが国民の健康を守るために不可欠であることを相互に確認する」という異例の内容が盛り込まれた。
 小児科医だった中原利郎さん(当時44歳)は99年、病院の屋上から飛び降り自殺した。1、2審は請求を棄却したが、病院側は中原さんに哀悼の意を表し、遺族に和解金700万円を支払った。
 和解成立後に会見した妻のり子さん(54)は「日本の小児科医療の改善と医療崩壊の阻止につながると信じて裁判を終結させようと決心した」と声を詰まらせた。
 また、亡父と同じ小児科医で、2歳の息子がいる長女の千葉智子さん(28)は「医師は人の命を救おうという気持ちが強く、頑張りすぎて燃え尽きてしまう。そういう医師を大事にできる社会をつくるべきだ」と語り、「子育てと両立させながら小児科医を続けていきたい」と話した。
 個人訴訟が最高裁で和解することは珍しく、原告側の川人博弁護士は「最高裁が大きな視野でこの裁判をとらえてくれた」と述べた。

小児科医師の過労自殺、最高裁で和解 医師不足など配慮 2010/ 7/ 8 asahi.com

 過労によるうつ病で自殺し、労災と認められた小児科医の中原利郎さん(当時44)の遺族が、勤務先の立正佼成会付属佼成病院(東京都中野区)に1億2千万円の損害賠償を求めた訴訟は8日、最高裁第二小法廷(古田佑紀裁判長)で和解が成立した。双方が「医師不足や医師の過重負担を生じさせないことが国民の健康を守るために不可欠」と確認し、病院側が遺族に700万円を支払った。
 和解条項には「日本のよりよい医療を実現する」との観点から最高裁が和解を勧告したと明示された。遺族側代理人の川人博弁護士は「こうした表現は個別の事件では異例。医療界に改善を求める最高裁の強いメッセージだ」と評価した。
 中原医師は1999年8月に病院の屋上から飛び降り自殺。直前半年間の当直は多いときで月8回に及び、睡眠不足状態だった。東京地裁は2007年3月、別の訴訟で自殺は業務に起因するとして労災と認めた。
 しかし、遺族が病院を相手取った今回の訴訟では、一審・東京地裁が同月、業務との因果関係を認めずに請求を棄却。08年10月の二審・東京高裁は因果関係を認めたものの、健康状態への配慮など病院側の過失までは認めず、賠償請求は退けていた。
 【関連記事】「うつ病発症で小児科医自殺、2審も病院側の過失否定 2008/10/22 YOMIURI ONLINE」 / 「小児科医の過労自殺訴訟、厚労省が控訴断念 労災認定へ 2007/ 3/28 asahi.com」 / 「小児科医自殺、過労が原因の労災と認定 東京地裁 2007/ 3/14 asahi.com

|

« 【社労士】労働一般常識 > 公務員制度/キャリア管理職、民間4社に初出向…財務省(20100708) | トップページ | 【社労士】労働者災害補償保険法 > 労働事故/心の電話相談、過去最多の2万5千件超 09年度(20100708) »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/12096/48832212

この記事へのトラックバック一覧です: 【社労士】労働者災害補償保険法 > 労災認定/小児科医自殺 最高裁で和解 「過重負担させぬ」明記(20100709):

« 【社労士】労働一般常識 > 公務員制度/キャリア管理職、民間4社に初出向…財務省(20100708) | トップページ | 【社労士】労働者災害補償保険法 > 労働事故/心の電話相談、過去最多の2万5千件超 09年度(20100708) »