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2010.06.11

【社労士】労働者災害補償保険法 > 障害補償給付/顔の傷「補償に性差」違憲、国が控訴見送り(20100610)

顔の傷「補償に性差」違憲、国が控訴見送り  2010/ 6/10 日本経済新聞

 労災で顔や首に大やけどをした京都府の男性(35)が、障害等級が女性より低いのは男女平等を定めた憲法に違反するとして、国の補償給付処分の取り消しを求めた訴訟で、厚生労働省は10日、等級の男女差を違憲とした京都地裁判決を受け入れ、控訴しないことを決めた。同省は今年度中に現在の等級表を見直し、男女差を解消する方針。
 厚労省は控訴見送りの理由について「社会通念の変化に伴い、障害等級で男女差を設けることについての立証が困難になった。裁判所の判断も含め、総合的に判断した」としている。
 厚労省は近く専門家による検討会を設置し、障害等級表の具体的な見直し案を検討する。障害等級は、交通事故の自賠責保険額を算定する場合などにも採用されており、見直しの影響は広い範囲に及びそうだ。
 5月27日の京都地裁判決で滝華聡之裁判長は、労災保険法に基づく厚生労働省令で定めている障害等級表で、顔などに大きな傷ができる「外貌(がいぼう)に著しい醜状を残すもの」の等級を女性は7級、男性は給付額が少ない12級とした点について、「男女の性別によって大きな差が設けられていることの不合理さは著しい」として違憲と判断した。
 訴訟で国側は、国勢調査結果を根拠に「女性は男性より接客業に就く割合が高く、外見により高い関心がある」などとして男女差は合理的だと主張したが、退けられた。
 7級では、平均賃金131日分の年金が毎年受給されるのに対し、12級は平均賃金156日分の一時金が1回支給されるのみで、補償に大きな差がある。
 また、今回の訴訟で問題となった障害よりも軽度である「外貌に醜状を残すもの」の場合も、現行では女性12級、男性14級となっており、一時金の額に差が生じている。
 【関連記事】「顔の障害等級で男女差は「違憲」…広がる波紋 2010/ 6/ 7 YOMIURI ONLINE

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