【社労士】健康保険法 > 診療報酬・生活保護者の医療扶助、明細点検せず…大阪(20090713)
生活保護者の医療扶助、明細点検せず…大阪 2009/ 7/13 YOMIURI ONLINE
全額公費負担の生活保護受給者の医療扶助を巡り、大阪市住吉区保健福祉センターが2005年頃から約4年間、医療機関側からの不正請求が疑われる約8万件分の診療報酬明細書(レセプト)を点検していなかったことが、市公正職務審査委員会(委員長=辻公雄弁護士)の調査でわかった。【関連記事】「心臓手術を装い、報酬を不正受給容疑 奈良の病院捜索 2009/ 6/22 asahi.com」 / 「診療報酬1873万円不適切受給…大阪の164医療機関 2009/ 6/10 YOMIURI ONLINE」 / 「不正受給額は4千万円超 奈良産大野球部元監督の整骨院 2009/ 4/13 asahi.com」 / 「診療報酬不正、藤枝市立病院の保険医療機関指定取り消しへ 2007/ 8/28 YOMIURI ONLINE」 / 「診療報酬不正受給で保険医療機関取り消し 大阪の病院 2007/ 3/29 asahi.com」 / 「返還求めた診療報酬の不正請求60億円・05年度厚労省まとめ 2006/12/23 NIKKEI NET」
同委員会は、市に対して是正を求めるとともに、全区の点検状況を調査するよう勧告した。
医療費は、同センターなどで発行される生活保護世帯対象の医療券を持参すれば、全額公費で賄われる。医療機関側が診療報酬を請求するレセプトのうち、市は未発行の医療券番号が記されていたり、1日2回診療したりしたケースを電算処理で選別してリストにまとめ、各区のセンターに連絡。各センターが記録を照合するなどして、確認する仕組みになっている。
ところが、住吉区は過去の点検結果を基に「ほとんどが医療券番号の誤記など単純ミス」と勝手に判断し、点検を怠っていた。ほかにも、点検をケースワーカーに任せきりにしていたセンターがあったという。
点検用リストの保存期間は1年で、点検していなかった4年分すべてを検証するのは困難とみられる。3月に通報を受けて調査していた同委員会は「不正が見過ごされる危険がある」と指摘。市健康福祉局は「点検状況を把握できておらず申し訳ない」としている。
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