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2009.04.12

【社労士】労働者災害補償保険法 > 労災認定・てんかん発作、初の過労死認定 国の審査会が逆転判断(20090411)

てんかん発作、初の過労死認定 国の審査会が逆転判断 2009/ 4/11 asahi.com

 慢性の脳疾患「てんかん」の持病がある警備会社員の男性(当時54)=堺市=が発作を起こし、06年に死亡したことについて、国の労働保険審査会が「過重な勤務が原因で疲労を蓄積し、死に至る重い発作を起こした」としてその死を労災と認め、遺族の申請を退けた大阪中央労働基準監督署の決定を取り消した。
 遺族代理人で、過労死問題に詳しい松丸正弁護士(大阪弁護士会)らによると、てんかん発症をめぐる過労死認定は初めて。従来は発症に外部の影響は薄いとされ、過労との関係は認められなかったという。今回の決定で、心臓疾患や脳内出血などに加え、認定がてんかんにも広がったことになる。
 全身のけいれんや意識障害の症状が出るてんかんの発症率は約100人に1人とされるが、発作が死に至るケースは極めてまれとされる。
 審査会の8日付の裁決書などによると、男性は大阪市の警備会社で交通整理などを担当。06年2月、勤務中にけいれんを起こして心肺停止となり、低酸素脳症で5日後に死亡した。死の直前2カ月間は月100時間以上の時間外労働に従事。「時間外労働が2カ月以上にわたって月平均80時間以上」という国の過労死認定基準を超えたとして、母親が労災認定を求めていた。
 国の審査会は裁決書で「睡眠不足などが、てんかんの発作を引き起こすことは医学的に知られている」と指摘。男性のてんかんは比較的軽度だったが、長時間の時間外労働を強いられ、死の直前2カ月間は休日が1日もなかったことなどから、「過労が発症の主たる原因」と結論づけた。
 大阪中央労基署は06年9月、男性の労災を認めないと決定。不服を申し立てられた大阪労働者災害補償保険審査官も昨年1月、「てんかんが自然悪化したとみるのが妥当」と審査請求を棄却したため、母親は国の労働保険審査会に再審査を求めていた。
 患者ら約6千人でつくる社団法人「日本てんかん協会」(東京)の渡部恵子常務理事は「てんかん患者の多くは社会に参加し、普通に働いている。今回の決定は雇用主に配慮を促したものともいえる」と話した。
 【関連記事】「女医の過労自殺、四国の病院に対し賠償責任認める初判決 2007/ 5/28 YOMIURI ONLINE

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