社労士】社会一般常識 > 生活保護・介護タクシー不正、検査院「国負担の1.8億円不当」(20081007)
介護タクシー不正、検査院「国負担の1.8億円不当」 2008/10/ 7 asahi.com
生活保護を受けていた北海道滝川市の夫婦が約2億4千万円の介護タクシー代金を不正受給していた事件で、会計検査院は、市の支給は不適切で、支給額のうち国が負担した約1億8千万円が不当に交付されたと指摘する方針を固めた。これを受けて厚生労働省は、負担金全額について補助金適正化法に基づき市に返還を求める。【関連記事】「生活保護費不正受給を全国調査 厚労省、介護タク事件で 2008/ 2/11 asahi.com」 / 「生活保護費、不正受給91億円 07年度、厚労省まとめ 2008/10/ 6 NIKKEI NET」
生活保護は病気や失業などで生活に困った人に最低限の暮らしを保障するための制度で、費用の4分の3を国が負担している。滝川市などによると、夫婦は市から約85キロ離れた札幌の病院に輸送単価の高いストレッチャー対応型タクシーで連日通ったように装い、1回20万~25万円の「通院移送費」を請求。市は06年3月~07年11月、総額約2億4千万円を支払っていた。
検査院は、だまし取られた金額が突出していることなどから、今年3月に同市役所の監査に入った。その結果、夫婦から提出された医師の証明書など申請書類に形式上の不備はなかったものの、夫婦の病状調査や別の対応の検討などが十分だったとは言えないと判断。すべての支給が事実と異なる届け出に基づいた不適切なものだったと指摘する方針だ。
厚労省保護課は「検査院の指摘があれば、法律に基づき市に返還命令を出すことになる」としている。滝川市の田村弘市長は返還を求められた場合、市税を投入しない方法で返還する考えをすでに示しているが、「具体的な財源は決まっていない」(市福祉課)という。
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