« 【社労士】健康保険法 > 後期高齢者医療制度・野党4党が廃止法案を参院提出(20080523) | トップページ | 【社労士】健康保険法 > 医療制度改革・療養病床、削減手詰まり・都道府県計画、厚労省目標を7万床超過(20080524) »

2008.05.25

【社労士】国年法・厚年法 > 年金運用・「高い収益」提言 経財会議議員 厚労相は慎重(20080523)

年金運用「高い収益」提言 経財会議議員 厚労相は慎重 2008/ 5/23 asahi.com

 公的年金の積立金150兆円の運用について、政府の経済財政諮問会議の民間議員は23日の会合で、運用機関の自由度を高めて効率化をはかる改革案を提言した。舛添厚生労働相も運用利回りの低さは問題だとの認識を示したが、運用の自由度を大幅に高めることには慎重で、この日は方向性を打ち出せなかった。
 民間議員の提案は、諮問会議の専門調査会の報告書にもとづく。報告書は、積立金の運用を担う年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が運用方針や人件費に関する制約に縛られ、国際的に見ても運用実績が低いと指摘。「リスクを高めなくても、より高い収益を得られる」としている。
 まず、GPIFを日本銀行のような独立性が高い新しい認可法人に変えるべきだと提言。政府が目標利回りや運用資産のリスク水準を決め、運用機関の経営にあたる理事も任命するが、具体的な運用方針は運用機関に任せる方式を提案。国会での報告を始めとする情報公開の徹底も求めた。外国人を含む優秀な投資専門家を招くため、運用成績に応じて高額報酬を支払えるようにすることも求めた。
 一括運用するには巨額すぎる基金を分割し、運用の自由度を高めることも促した。現在の投資先は株式と債券に限られるが、例えば国債はインフレに弱く、不動産はインフレ時に値上がりしやすい。個々のリスクは高くても、特性が異なる資産を組み合わせれば全体のリスクは減る。
 期待される収益とリスク水準のバランスを見定めて幅広い資産に分散投資するには、専門知識や経験がものを言う。腕利きを一定の人数確保しなければ十分な成果は出せない、というのが民間議員の主張だ。内閣府によると、海外の公的年金運用機関でも実績次第で数千万円から億円単位の報酬を稼ぐ例があるという。GPIFは最も高い理事長でも2千万円ほどだ。
 GPIFの運用計画の認可権を持つ厚生労働省は「リスクはそのままで収益を今より上げる、といううまい話が可能なのか」(幹部)と、民間議員の提案に批判的だ。
 07年度の積立金の市場運用は、株価下落で5年ぶりの赤字が確実視される。運用の自由度を高めることに国民の理解が得られるのか、といった見方もある。別の幹部は「専門家への高額報酬や分割運営によってコストが跳ね上がる」と指摘する。
 舛添厚労相はこの日、「今の収益率の低さには問題意識を持っているが、日本人には安心思想があり、有価証券などには抵抗感がある」と発言した。政府が旗を振る「貯蓄から投資へ」の理念が国民になかなか浸透しないなか、大胆な改革が実現するかどうかは不透明だ。
 【関連記事】「公的年金運用改革、認可法人で独立性を 2008/ 5/23 NIKKEI NET」 / 「公的年金:複数の基金に分散を…経済財政諮問会議調査会 2008/ 5/23 毎日jp」 / 「公的年金「プロが運用を」 経財会議の民間議員、提案へ 2008/ 5/22 asahi.com」 / 「年金運用法人、独立性高い組織に・諮問会議ワーキンググループが改革案 2008/ 4/ 8 NIKKEI NET」 / 「年金資金50兆円のファンド運用も・厚労相、自民議連で発言 2008/ 3/ 7 NIKKEI NET
 【コメント】運用に積極的な姿勢を示していた厚労相が、「ヘッジファンドへの不信感が強い」とトーンダウン。この慎重な姿勢により、運用改革の進展については頓挫の様相。

|

« 【社労士】健康保険法 > 後期高齢者医療制度・野党4党が廃止法案を参院提出(20080523) | トップページ | 【社労士】健康保険法 > 医療制度改革・療養病床、削減手詰まり・都道府県計画、厚労省目標を7万床超過(20080524) »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/12096/41315437

この記事へのトラックバック一覧です: 【社労士】国年法・厚年法 > 年金運用・「高い収益」提言 経財会議議員 厚労相は慎重(20080523):

» 爆上げ寸前!300%上昇の仕手株銘柄はこちら! [ウィントレード仕手株情報]
短期間で投資資金を増やしたい方!!爆騰情報あります!!>>爆上げ寸前!短期で200%、300%上昇の仕手株銘柄はこちらNO.1あの伝説のサイトが、復活していたのを知ってびっくりしました!!栃木県 Kさん仕手株.com時代にお世話になって、儲けさせてもらっていました。その後、見なくなってしまいましたが、復活したことを知って嬉しくなって、すぐに入会しました。休んでいた時期でも、しっかりした会社に成長し... [続きを読む]

受信: 2008.05.26 10:17

« 【社労士】健康保険法 > 後期高齢者医療制度・野党4党が廃止法案を参院提出(20080523) | トップページ | 【社労士】健康保険法 > 医療制度改革・療養病床、削減手詰まり・都道府県計画、厚労省目標を7万床超過(20080524) »