【社労士】健康保険法 > 後期高齢者医療制度・15自治体で保険料を「誤徴収」(20080411)
長寿医療制度、15自治体で保険料を「誤徴収」 2008/ 4/11 YOMIURI ONLINE
今月から始まった後期高齢者医療制度(長寿医療制度)で、少なくとも15の自治体で保険料の「誤徴収」が起きていることが10日、読売新聞の全国調査でわかった。【関連記事】「長寿医療制度:宇都宮市もミス 883人過大算定 2008/ 4/11 毎日jp」 / 「後期高齢者医療保険料、小田原市が誤って免除対象から徴収 2008/ 4/ 9 YOMIURI ONLINE」 / 「新医療制度で保険料徴収ミス・広島の2市 2008/ 4/ 2 NIKKEI NET」 / 「後期高齢者医療、故人に保険料天引き通知 佐賀・唐津 2008/ 4/ 7 asahi.com」
保険料は原則、年金から天引きされる仕組みだが、これらの自治体では徴収額を誤ってシステム入力し、最初の徴収日となる今月15日までに修正が間に合わないケースが多い。現場の担当者の間では、評判の悪い「後期高齢者」の名称について「これまで再三見直しを求めてきたのに」などと、国の対応の鈍さを批判する声も出ている。
同制度を運営する各都道府県の広域連合に聞き取り調査した。「誤徴収」で多かったのは、サラリーマンの被扶養者などに対する「激変緩和措置」により、保険料を免除・減免すべきなのにしなかったケース。広島県安芸高田市(951人)、群馬県千代田町(281人)、松山市(218人)などで発生していた。
長野県松本市では所得控除額を誤って設定し、約7200人分で計1692万円の徴収不足が生じた。
「誤徴収」以外にも、保険証に自己負担割合を間違えて記載するなどのミスが千葉市(665人)、川崎市(368人)などで起きていた。
同制度を巡っては、先月から各自治体に苦情・問い合わせが殺到しているが、今月に入ってからも、47広域連合のうちこれらの概数を把握している41広域連合だけで計約6万7000件に及んでいる。石川県は1~9日で約1万件、新潟県でも1日1000件程度に達している。多い声は「なぜ年金から引くのか」「保険料の算出根拠が分からない」「保険証も文字も小さい」など。
北海道の医療広域連合には「後期高齢者医療制度とは別に長寿医療制度ができたのか」との質問も相次いだ。担当者は「後期高齢者の名称は、都道府県の担当者会議で再三見直しを求めてきたのに、スタート後に『長寿』になった。混乱の責任は国にある」とした。
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